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2010年4月 7日 (水)

いじめで自殺。移民の子育て。

とても心騒ぐニュースがこのところ報道されています。

フィービー・プリンスという15歳の少女が一月にいじめのために自殺したのですが、その自殺の原因になった生徒男子2人、女子7人が4月5日に起訴されたのです。

Cbs                       Phoebe Prince

                           (CBS Newsから)

アメリカでは、日本のような陰湿なものは少ないけれども、いじめはやっぱりあります。特に、小学生には少ないですが、中学、高校になるとどこにでも起こっているようです。

いじめの原因は、年上のアメリカンフットボールの選手と付き合ったことで、他の女子達の嫉妬を買ったことです。

アメリカの高校では、フットボール部の人気のある男子と付き合うのはとても格好いいことで、人々の注目の的になります。

それが、新入生のフィービーが、最上級生の人気者のハンサムなフットボール選手と付き合ったのですから、彼を好きだった女子が反感を持ったというのです。

学校でひどい名前で呼ばれたり、フェイスブックにひどいことを書き込みされたり、ペットボトル入りの飲み物を投げつけられたり、しつこくしつこく複数の生徒に毎日いじめ続けられたのです。

学校にお母さんが2回訴えたそうですし、先生も目撃していたので、学校側もいじめた生徒に話しをしていましたが、「第二のいじめグループ」の存在があり、それには気が付いていなかったそうです。

そして、1月14日、家のクローゼットの中で、スカーフで首を吊って亡くなりました。

彼女のフェイスブックページには、彼女が亡くなった日に、いじめっ子から

「Accomplished」(「任務完了」ということでしょうか。)という書き込みがあった、というのがショックでした。

フィービーは、高校に入学する直前にアイルランドから引っ越してきたばかりの移民です。彼女の住んでいた地域は、マサチューセッツ州のアイルランド移民の数が多いところで、彼女の両親は、アイルランド人地域ならすぐになじめるだろう、と期待してそこに住んだはずなのに、こんなことになってしまいました。

私が気になったことがあります。「フィービーの両親はアイルランドから移民してきたばかりだから、学校にも文句をちゃんと言えないだろう。」とそのいじめっ子達が思った、とニュースに書いてあったことです。

人ごとじゃあありません!

「移民だからって、子供を守れない。」って思われたりするのですか~~?

フィービーの場合は、アイルランドから来たのですから英語の問題ではなくて、アメリカにまだ慣れていないからご両親が学校との交渉が上手くないだろう、と思われたのですが、私たちの場合は、英語の問題もあります。

私も子供に問題があって学校の先生と話しをする時に、「言い足りなかったな。あのことをうまく表現できていなかったな。」と思うことがあります。大事なポイントは、ズバッと言えても、先生に細かいことを全て上手に分かって欲しい、と思っても英語だと、日本語のようにはいきません。

そういう時にとっても歯がゆいのです。

自分の子供のために、親が学校と満足いくまで話し合えないというのは、苦しいんですよね~。

今のところ、フィービーのケースのような大問題は起きていませんが、これから何があるか分からないので、もっと英語の勉強をしなければ、と思います。

そして、細かいことも見逃さないこと。先生にしつこく語りかけていくこと。

特に、アメリカ人は一般的に言って、のんびりというかいい加減というか、こちらから言っていかないと事が進まないので、失礼にならない程度に、遠慮しないで、どんどんコミュニケーションをとって行く事が大切です。

この前も、大事な約束を学校の先生としていたのに、先生ったら、「すみません、忘れていました。」って言うのですよ!

子供のことなのに!

すみません、母親なので、子供のことになると性格が変わって、厳しいおばさんになってしまいます。

でもね、子供の学校生活は、一日一日がとっても大切です。親が積極的に関わっていかないと、フィービーのような悲しい結果になることもあるし、もっと悪いことには、自分の子供が、このいじめっ子達のような、人の気持ちを分からない子供になるかもしれないのです。

話しが自分の家のことになってしまいましたが、外国で子育てする母としては、移民だから馬鹿にされて(本質は他のところにあるけれど)子供が自殺することになった、というのが、どうしても一番気になることでした。

フィービーの遺体はアイルランドに葬儀のために戻されました。きっとお母さんは、「アメリカになんか来なければ良かった。」と思ったのではないでしょうか。

アメリカに来て2,3年の日本人は、大抵、「もっとここに住みたい。」と言います。生活環境はいいし、日本のようにあくせくしなくていいので、楽しく感じるのでしょう。最初は難しいこともあまり起こらないですしね~。

私はもう14年もアメリカにいて、子供達も大きくなってきたので、ただ楽しい、という訳にはいきません。外国で子供達に二ヶ国語を教育し、二つの国のマナーを教え、外国人であってもアメリカで差別されずに働ける人間に育てなければいけません。そして、自分の老後のこともしっかり計画しておかなければいけないのです。それを外国で、外国語を使ってするのは大変なことです。気が休まりません。

「アメリカにずっといたいです~。」と言う、若い日本人の奥様に会うと、「私もあの頃に戻りたい。」と思います。

海外暮らし、サバイバルです!

ここまでこんなつまらない物を読んでくださった方、ありがとうございました。happy01

真面目すぎるな~、と思われるでしょうが、子供のことになると人格変わって、真剣になっちゃって~!他の事はいいかげんなんですけどね~。(お料理とかね~。)テヘヘ。

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子供」カテゴリの記事

コメント

いじめの話、やるせないですね。
本人はもちろん、ご両親の気持ちを思うと心が痛みます。
移民だから・・・というのも根底にあるようですが
同じように外国人として外国に住む身分としては考えさせられます。
ましてや住んでる国の言葉は母国語ですらないのに・・・

私も長くこちらに住んでいますが、未だに言葉はパーフェクトじゃないし、上手く伝えたい事が言えずにはがゆくなる事があります。
ダンナとの喧嘩では毒舌発揮できるんですけど(笑)
学校の先生には頭で考えすぎて構えてしまう部分があるかも。

子供が三人もいると今からtweenになるのが心配です。
特にマイスペースとか携帯のテキストとか通して、サイバーいじめ、私達の手の範囲をこえ、噂がとんでもない事になってる事良く聞きます。

子供それぞれが、神様の目に貴重で尊い事を自覚し、私達に愛されてるから自信をもって生き抜いて行けるよう、又何でも話し合える関係を築いていくように子育てがんばってます。
子供が幾つになっても、信じて、守って、戦ってあげるのは、親の役目だよね。

おはようございます♪

きれいなお嬢さんですね。それも他の生徒達に目を付けられたのでしょうね。
実は私も中学生の頃、いじめられっ子でした。(きれいじゃなかったけれど・・・)クラス一の勉強のよくできる格好良い男の子が、密かにかばってくれていました。それが恋に発展することはありませんでしたが。

長く外国に住んでも、見かけだけで判断されてしまうこともあります。それに何をしても目立ちますし。
だからいつ誰が見ていようといまいと、恥ずかしくない行動を、と心がけています。

Mucchiさんへお返事
そうですね。私も学校の先生には、少し構えてしまうかも。ちょっといい間違えたことを、とても気にされてしまったことがあったりして、臆病になっているというか、、、。
自分のことならそんなに真剣にならないのですが、母の本能ですね。
ご主人には毒舌をいえるなんて、すごくドイツ語(?)お上手なんですね。それに、ご主人に言いたいことを言える会話力が一番大事かも!(笑)

Nochimichisaripon様へお返事
お宅は両親が揺るがない信仰があるので、それがどれだけ大きな力になることかと思います。
寄り頼んで安心してまっすぐ子育てできますね。
そのままがんばれ~~!


ゆんこ様へお返事
ゆんこさんのブログ、お顔は公開していないけれども、とても美人に違いない。
スタイルいいし。飼い主をワンちゃんはよく雰囲気が似ているでしょう?だから、キュートな感じなのだろうと勝手に思っています。
恥ずかしくない行動を心がけている、ということ、私もそうです!
行動はいいのですが、恥ずかしくない服装をしていないので、もう少しがんばります!

本当に悲しい事件ですね。
私も子育て14年、アメリカ生活8年。
文化の違い、言葉の壁にぶつかりながら今までやってきました。
最近は地元のアメリカのお子さんもいじめられたとか、失恋でとかで、自殺した話を耳にします。
うちの子たちもお年頃になってきたので、どうやったら、強い子になれるのか、人を傷つけないようにできるのかを伝えるのは毎日の課題ですね。
私たちの頃とは、また、ネットワークのつながりやメディアの影響でまた、大きく変わってきています。
実は私も良く学校へ行って、先生に会ったり、小さい頃は一緒にバスにも乗ってみたりしたものです。
今は皆大きくなったので、必要以上に学校に行こうとすると子どもが嫌がります。
お互いに頑張りましょね。

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